中学生との対話


中国西安市交通大学付属中学校で(2003年11月)
 

この子供たちが将来の中国のエリートとなっていく。何になりたいと聞けば、「外交官」とか「科学者」「エンジニア」という答えが返ってきた。英語力 が高い。英語での問答も問題なくこなす。「あなたのやっていることは外交官ににているがなぜ外交官にならなかったのか。」など鋭い質問をしてきた。

私はここで大失敗をしてしまった。台湾を国のひとつと言ってしまったのだ。今までしいーんと聞いていた生徒たちが急にざわつき、ある生徒がさっと手 を挙げた。「台湾は国ではありません。省です。」べつの生徒は「台湾は占領地区です。」といった。これが共産国かと思った。たとえ講師といえども間違いを 正すのである。


アラスカ・アンカレッジ補習校で(2003年9月)
 

アンカレッジにも補習校があります。ここにも元気いっぱいの子供たちがいました。小学生22名・中学生3名とアットホームな雰囲気の中で土曜日一 日、現地校の校舎を借りての勉強です。アンカレッジでは、幼稚園から高校までイマージョンプログラムがあるので、算数・社会・理科を日本語で勉強できるそ うです。


中学生との対話(香川県さぬき市大川第一中学校で)
 

なぜ、アメリカではしゃべることが大切かのテーマについて、独立戦争、人種のるつぼなどをキイワードに解答を見つけていく。「中学生との対話」はク ラス単位で行われる。それは、一人一人が問いかけに対して発言し、参加していくことを目的としているからだ。

中学生との対話に参加した生徒さんからの手紙

菊池京子さんへ

先日の講話では、アメリカと日本の違いやしゃべること、表現することの大切さを教えていただきありがとうございました。

菊池さんのお話を聞いてアメリカでしゃべること、表現することはどれだけ必要なのか、表現しなければ、自分の自由がうばわれることになるのには とても驚きました。日本では、「沈黙は金なり」と静かなのが大切とされるけど、アメリカでは「沈黙はバカなり」としゃべらないで静かにしているのはバカ扱 いされるというとろこが1番印象に残りました。

アメリカには、たくさんの民族や言葉、人種があるのを知り、アメリカが「人種のるつぼ」と呼ばれる理由が分かりました。人種というだけでもアメ リカと日本では全く違う。その他にも文化、常識、言葉などたくさん違った所がある。菊池さんの話で、日本はすみません。「I’m sorry.」アメリカ はありがとう「Thank you.」というのは本当にそうだと思いました。日本人は「すみません。」という言葉が口から出ることが多いけれど、アメリカ 人は「Thanks you.」という言葉が先に出てくる。日本でも自分から積極的に発言し、行動して、コミュニケーションを取っていきたいと思います。

今回の貴重な体験を無駄にしないで生かしていきたいと思います。

菊池先生もお元気で日米の「かけ橋」のお仕事をがんばって下さい。

香川県さぬき市天王中学3年 真田順一


台湾の成建中学校で(2002年)
 

先生はマイクと使って第2次世界対戦の歴史の授業をしていた。生徒たちは真剣に先生の話を聞きながらノートをとっている。ウォターボトルが見える が、授業中、生徒たちは水を飲んでもいいそうだ。この校舎は日本が台湾を占領していた時に日本政府の手で建てられてもので、当時の建物の中で第2次世界大 戦の授業は迫力あるなあと思った。



沖縄に行って、沖縄には「慰霊の日」(6月23日)という他県にはない休日があることを知った。沖縄戦では、死んだ兵隊さんの数が、12,000 人、民間の死亡者が35,000人と聞く。小さな島でこの数をどう考えていけばよいのかと戸惑ってしまった。沖縄では、鏡原中学校を訪問した。英語の先生 の 時間をいただいて、「アメリカではなぜしゃべることが大切か」と「英語と日本語の違い」の2つの指導案に基づいて2日間授業を担当させていただいた。新参 者の私を受け入れてくれた校長先生の柔らかさと英語の先生方の教育に対する熱意に接することができて感激。ここでもいい出会いをいただいた。鏡原中学校か らはもうすぐ「慰霊の日」のレポートがあがってくる。

「アメリカではなぜしゃべることが大 切か」指導案
「英語 と日本語の違い」指導案
「日本語で自 己表現しながらアメリカ文化を学ぶ」指導案

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